「教育実習の学級通信で自己紹介を書くように言われたけど、どう書けばいいかわからない」
「今度実習生の担当になったけど、学級通信をどんな風に発行したらいいのか例を知りたい」
と考えている教育実習生や、教育実習担当の先生も多いのではないでしょうか。
教育実習のスタートといえば「自己紹介」。
教育実習生としては、何を書いたらいいのか悩みますし、
教育実習担当の先生としては、通常業務+αで実習生のお世話をしなければならないので、かなり大変ですよね。
この記事では、実習生の担当教員をした経験を元に、「教育実習生目線」「教育実習担当の先生目線」の両方から、教育実習の学級通信で失敗しない自己紹介のコツを紹介します。
- 【実習生向け】学級通信での自己紹介のコツ
- 【担当教員向け】学級通信での自己紹介のコツ
記事を読んで、学級通信の自己紹介を完成させていきましょう。
【実習生向け】教育実習の学級通信-自己紹介のコツ
まずは、実習生向けの「教育実習の学級通信自己紹介のコツ」を紹介します。
のちほど文例もつけているので、参考にしてみてください。
3つのコツ
教育実習生が学級通信の自己紹介文を書くときのコツは、次の3つです。
- やる気・フレッシュさが鍵
- 「キャッチーさ」があると子どもに喜ばれる
- 誤字脱字・読みやすさに注意
それぞれ詳しく見ていきましょう。
やる気・フレッシュさが鍵
教育実習生の魅力はズバリ「やる気・フレッシュさ」です。
学級通信の自己紹介で、たまに硬すぎる文章を書いてくる実習生がいますが、せっかくの魅力が半減してしまいます。
- 親しみやすい文章
- やる気・フレッシュさが伝わる文章
を心がけましょう。
親しみやすい文章にするには、ガチガチの敬語を使うのはNG。
学級通信の自己紹介文は、そこまで硬い表現を使う必要はありません。
「丁寧な言葉」「ですます調」「最低限の敬語」が使えていればOKです。
やる気やフレッシュさを伝えるためには、
「一生懸命頑張ります!」
「毎日笑顔で、元気いっぱい頑張ります!」
「子どもたちと一緒に成長したいです」
「休み時間は一緒に遊びましょう」
など、自分の気持ちが表れている言葉を入れると効果的です。
ぜひ「やる気・フレッシュさ」が伝わる文章を考えてみてくださいね。
「キャッチーさ」があると子どもに喜ばれる
自己紹介文の中に「キャッチーさ」があると、子どもたちとすぐ仲良くなれます。
- カレーライスが大好きです!1週間カレーを食べ続けても飽きません
- うさぎの絵を書くのが大得意!描いてほしい人は声をかけてくださいね。
- ミッキーマウスのものまねが上手いとよく言われます
- ポケモン1008種類全部言えます
など、キャッチーで覚えやすい「好きなもの」「特技」などがあるといいですね。
「カレーライス大好き」と書けば、給食でカレーが出たときに子どもたちは大喜びしますし、
「うさぎの絵を書くのが得意」と書けば、絵を描いて欲しい子どもたちがサイン会のように列になって並びますし、
「ミッキーマウスのものまねが上手い」と書けば、「先生〜!ミッキーのものまねして」と人気者になれますし、
「ポケモン1008種類全部言えます」と書けば、ポケモン好きな子たちから尊敬のまなざしで見られます。
好きなもの・得意なことをキャッチーに表現して、子どもたちのハートをグッとつかみましょう。
誤字脱字・読みやすさに注意
おそらく担当の先生もチェックはしてくれると思いますが、誤字脱字や読みやすさには注意して文章を書きましょう。
教育実習に限らず、保護者が読む文章に誤字脱字などのミスが多いと、信頼を落とすきっかけになってしまいます。
普段から文章を書いたあとには誤字脱字を確認するクセをつけておくのがおすすめです。
また、読みやすさも意識しましょう。
読みやすい文章を書くときに意識したいポイントは以下の4つ。
読みやすい文章4つのポイント
- 1文は短く(できれば50文字程度)
✕:算数と理科が大好きで、「なるほど!」と目を輝かせるような授業をしたいと思っていますが、私も まだまだ 勉強中なので、みなさんと一緒に「わからない」を「わかった!」に変えていきたいです。
(1文が長すぎ)
◯:私は算数と理科が大好きです。「なるほど!」と目を輝かせるような授業をしたいと思っています。でも、私も まだまだ 勉強中…。そのため、みなさんと一緒に「わからない」を「わかった!」に変えていきたいです。
(さっきの文を4つに分けました) - 語尾を統一(学級通信なら「です・ます調」)
✕:◯◯大学3年生の田中です。将来の夢は小学校の先生になることだ。一生懸命頑張ります。
(「だ・である」と「です・ます」の混合)
◯:◯◯大学3年生の田中です。将来は小学校の先生になりたいと思っています。一生懸命頑張ります。
(「です・ます調」に統一) - 1文に同じ表現は避ける
✕:サッカーが得意で、特にリフティングが得意です
(「得意」が2回続く)
◯:小学校からずっとサッカーを続けていて、特にリフティングが得意です
(「得意」を1つに) - 3回連続同じ語尾にならないようにする
✕:好きな食べ物はカレーです。趣味はサッカーです。1ヶ月子どもたちと頑張りたいです。
(〜です。〜です。〜です。が3回続いて稚拙な印象を与える文章)
◯:カレーが好きで1週間食べ続けても飽きません。趣味はサッカーです。1ヶ月間全力で頑張りますのでよろしくお願いします。
(語尾が同じに成らないように調節)
自己紹介文を書いたあとに、4つのポイントをチェックしながら、文章を見直してみましょう。
文例
文章のみパターン
はじめまして。教育実習生の山田花子です。
私は、香川県出身で、週に3回はうどんを食べる大のうどん好きです。また、縄跳びが得意で、二重跳びを100回連続で跳べます。休み時間は、みなさんと力いっぱい遊びたいです。(ぜひ二重跳び対決しましょう!)
この1ヶ月間、 子どもたちと一緒に楽しく学び、成長できることをとても楽しみにしています。精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。
◯年△組で3週間教育実習をさせていただくことになりました、山田太郎です。
私は大学で理科教育について学んでいます。普段は、子どもたちが「なぜ?」「どうして?」と不思議に思うことを、実験を通して解き明かしていく勉強をしています。
得意技は、身近なものを使った科学実験です。「空き缶を使った雲作り」「レモン電池作り」など、いろんな実験ができます。みなさんと一緒に「わくわくドキドキ」な実験をしながら、理科の面白さを探っていけたらいいなと思います。3週間、どうぞよろしくお願いします!
文章+箇条書きパターン
こんにちは。教育実習生の田中次郎です。大学では、算数を分かりやすく教える方法を学んでいます。「むずかしいな」と感じる問題も、「みんなで考えたらわかった!」そんな楽しい算数の時間にしていきたいです。
休み時間には、図形パズルや計算ゲームで一緒に遊びましょう。4年2組の「わかった!」という顔がたくさん見られることを楽しみにしています。
【田中先生のこと】
・とくぎ:図形パズル作り(昼休みに挑戦者待ってます!)
・好きな食べ物:プリン
・好きな教科:算数
・好きなアニメ:おしりたんてい「ふ〜む、においますね。」
2年1組で教育実習をさせていただく三浦咲希です。大学では音楽の授業について勉強しています。歌やリズム遊びを通して、みんなで楽しく音楽を学べる授業をしていきたいと思います。
朝の会や帰りの会で楽しい手遊びをしたり、休み時間に音楽を演奏したりする予定です。
音楽の力で、クラスのみんなが笑顔になれるよう、一生懸命頑張ります!2週間よろしくお願いします。
【プロフィール】
・とくぎ:音当てクイズ(音をきいただけで、ドレミをあてられます!「ぜったいおんかん」っていいます)
・しゅみ:ピアノ(1日4じかんひいてます)
・すきなたべもの:ハンバーグ
・すきなうた:レットイットゴー(アナ雪のテーマ)
教育実習生の山田たかしです。実は私、9年前まで皆さんと同じようにこの学校で学んでいた卒業生です。
給食室の前でカレーの匂いがしてくると嬉しくなったり、校庭の大きな桜の木を見上げたりすると、たくさんの思い出が蘇ってきます。
大学では体育の授業について勉強しています。教育実習では、鬼ごっこやボール遊びなど、みなさんが「もっと遊びたい!」と思える楽しい運動の時間をつくっていきたいです。休み時間も、校庭で一緒に元気いっぱい遊びましょう!
1ヶ月間、よろしくお願いします。
【山田先生のデータ】
・在学中の思い出:運動会応援団長、マラソン大会3位
・趣味:バスケットボール
・好きな給食:カレーライス(激辛大好き)
【実習生担当教員向け】教育実習の学級通信-自己紹介のコツ
続いて、教育実習担当の先生が、実習生の自己紹介号を作成するときのコツを紹介します。
コツはずばり、「事前にどれぐらいの文量(スペース)なのかを伝えること」。
時間に余裕があるなら、事前に「教育実習生自己紹介号」を作っておき、「ここのスペースに載せる自己紹介を考えてきてね」と伝えてあげましょう。
おすすめは「写真」「箇条書きスペース」「実習生からの言葉」
教育実習生の自己紹介を学級通信に載せるときに、一定のスペースをドーンと丸投げするのもいいですが、それだとどのように書いたらいいのか迷う実習生も多いです。
おすすめは、以下のように「写真」「箇条書きスペース」「実習生からの言葉」の3つに分けること。
このようにすれば、実習生も迷うことなく自己紹介文を書けます。
(写真を撮って掲載していいかどうかは、本人に確認してからにしましょうね)
さらに、箇条書きと実習生からの言葉を分けることで、
「子どもは”箇条書きスペース”を読んで楽しむ」
「保護者は”実習生からの言葉”を読む」
というように、読む側の棲み分けも出来てわかりやすいです。
(特に、低学年の場合は、漢字が混ざった文章は読めなかったりするので、箇条書き部分をひらがな多めで書いてもらうとよいでしょう)
この3つに分けないにしても、「どれぐらいの文量の自己紹介文を書いたらいいのか」や「どんな感じで書いたらいいのか」などは、最低限伝えておくようにしましょう。
文例
ここでは、実習生の自己紹介につなげるための文例をいくつか紹介します。
今日から、○○大学教育学部より、教育実習生がやってきました。田中太郎先生です。
3週間、○年△組で共に学び、共に成長していきます。
体育や図工の授業も担当してもらいます。それでは、田中先生の自己紹介をご覧ください。
本日から6月3日までの3週間、○○大学から教育実習生をお迎えすることになりました。
国語科の指導を中心に、様々な教科や学級指導にも携わっていただく予定です。
では、実習生からの自己紹介をご覧ください。
3年2組にステキなお知らせがあります。○○大学4年生の実習生の先生が、3週間私たちのクラスで一緒に過ごしてくださることになりました。山田花子先生です。
算数と理科の授業を中心に、子どもたちと元気に活動してくれます。
では、山田先生の自己紹介をどうぞ。
○○大学4年生の実習生の先生が、3週間私たちのクラスで学んでくださることになりました。朝から子どもたちと仲良くなろうと、休み時間も一緒に過ごしてくれています。山田太郎先生です。
国語の授業を中心に、楽しい授業をたくさん計画していただいているそうです。
では、元気な山田先生からの自己紹介をお届けします。
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